まず、食事・入浴・排泄などの基本的な介護を、相手に合わせた方法でお互いに負担なくおこないます。
また、ご利用者様が怪我をしたり不調に陥らないように、傍にいて見守りと声かけをします。
ご利用者様をこれまでの時代を築き支えてきた人々と捉え、介護を通して感謝を伝えながら「年をとって不自由も感じるけど、今の暮らしも悪くないな。」と感じてもらえるような関わり合いを心掛けます。
人生のゴールに向かう時期には、ご家族も含め満足感や幸福感を感じながら過ごしていただくためのお手伝いをします。
ご利用者様への介護を通し、介護の負担を社会全体でシェアする価値観と介護に関わることで得られる満足感を広めることで暮らしやすい社会を築き、更にそれを次世代へ引き継いでいくことが介護士の仕事です。
耳が聞こえづらかったり、理解する力が低下している方もいらっしゃいます。その方たちも含めて笑顔を沢山引き出せるように、こちらも笑顔を心掛け、会話以外にも五感を活用したコミュニケーションを意識して関わっています。
ご利用者様の希望を受け入れながら、時として他のご利用者様との関係性の調整し、おだやかに過ごせるように配慮しています。
ご利用者様に対して、より良い介護をするために良好な関係性を築くように心がけ、敬う気持ちや礼儀をなくさないように注意しています。
仕事として介護する側とそれを受ける側という関係性ではありますが、人としてはお互いに対等であることを忘れずに、無理な要求については控えてもらうように関わっています。
おだやかな雰囲気を乱さず、ご利用者様に伝わりやすい声の大きさや声のかけ方に注意しています。
ご利用者様のこれまでの生活を大切にし、意欲を持ちながらも疲れすぎないように、得意なことや好きなことに取り組めるように配慮しています。
落ち着いた雰囲気のなかで、ご利用者様の話に耳を傾けるように配慮しています。